八十八夜、新茶
売場企画
新茶紀行
- 5月2日の八十八夜へ向けて早めの予約販売を・・・
- 鹿児島の知覧茶をはじめ宮崎、佐賀から宇治、静岡と新茶の産地が北上していくと同時に地域ごとの新茶が出るたびに試飲販売の実施を。
- 5月も後半になればほとんどの地域で新茶も出回り、値段も少し手頃になるのでその時に売り込んでみてはいかがでしょうか?
新茶と緑のお菓子
- 新茶のシーズンに合わせて今年は「緑のデザート」の提案を同時に。海外でお茶を利用したデザートが注目を浴びてから今や本家の日本でもそのトレンドへ。日本の伝統的なお茶を利用したショートケーキ、ロールケーキ、プリンやシュークリーム。スナック菓子等 そんな緑で新茶の季節感の演出を
山間地の新茶フェア
- 新茶は南から北上してきますが静岡でも山間地で美味しい新茶が獲れます。なかでも「山間地のお茶」は標高が高く、年間降雨量も豊富で、昼夜との気温格差も大きく、これらの条件が葉肉が厚く、味、香りの高いお茶に仕上げます。
- 生産農家を打ち出すとともに、山間地の新茶の提案を
緑の抹茶フェア
- 八十八夜のこの時期は鹿児島、宮崎の新茶のシーズン。まずは新物、初物という切り口で提案を。
- お茶にも煎茶から番茶、玉露、てん茶、玉緑茶と大きく分類されるなかてん茶に分類される「抹茶」にスポットをあて、抹茶のお菓子、デザートともクロスさせて提案しよう
産地表示、ブレンド率はもちろん栽培方法や味にもこだわりお客様に訴求を
- これまではお茶も産地やブランドで買っていた時代から味、品質、産地等を優先して選ぶ時代へと変化。
- より安全でおいしいお茶を選定して販売を。
緑茶系をメインに中国茶VS日本茶企画を
- 最近はペットボトルの飲料もお茶が大人気。特に中国茶の緑茶が増えている。この傾向に対して日本の緑茶の良さをお客様により訴求をしよう。
- また香茶、そば茶、発芽玄米茶などのトレンドアイテムの品揃えも。
茶ガラの利用をPR
- お茶に溶け出す茶の成分は6割。残った植物繊維やビタミン類の摂取は、茶ガラを醤油とジャコや胡麻で合えたり、天ぷらの材料のひとつにして利用すると香ばしい。
茶と茶菓子の相性を
- 抹茶の苦みは上生菓子の甘味とバランスがとれ、醤油や塩味の煎餅や、おかきにはあっさりとした焙じ茶が合う。茶と菓子の種類の組合せを提案しよう。
関連リンク
- お茶を楽しむホームページ O-CHA NETホーム
- 公益社団法人 静岡県茶業会議所ホームページ
- お茶街道
- お茶百科
- 茶 - Wikipedia
- お茶の国しずおかweb
- ようこそ(社)日本茶業中央会へ!!
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知識
主な産地と特徴
- 静岡茶(静岡)
- 生産量は全国一。天竜茶、本山茶、掛川茶など。川根茶は今でも手摘み、手揉み製法。煎茶が主だが深蒸しタイプも増える。
- 薩摩茶(鹿児島)
- 生産量は静岡についで2位。新茶ができるのが早く、知覧や枕崎が主産地で煎茶が中心。
- 伊勢茶(三重)
- 生産量は静岡、鹿児島に次いで3位。鈴鹿山系の茶は伊勢茶を代表する良質なお茶。
- 宇治茶(京都府)
- 抹茶をはじめ、玉露や煎茶が京都府で作られている。
- 八女茶(福岡)
- 玉露の生産量は全国一で上級煎。茶や抹茶も生産。筑紫市、星野村、矢部村が産地。
- 日向茶(宮崎)
- 茶の栽培に適した気候に恵まれ都城市近辺や高千穂町が品質のよい名産地。釜炒り茶も有名。
- 狭山茶(埼玉)
- 鎌倉時代に川越に茶樹を植えたのが始まりといわれ、仕上げの工程で高温で乾燥させるため、すっきりとした香味が特徴。
- 西尾茶(愛知)
- 安土桃山時代からの歴史。抹茶が有名で生産量も全国一。
- 大和茶(奈良)
- 宇治茶や伊勢茶の産地に連なる地域で、質の良い茶を生産。
お茶の製法について
- 日本茶や紅茶、中国茶はどれもツバキ科の茶を原料にしているが、製法が発酵させるか、させないかで違いが出る。
- 紅茶や中国茶(中国の緑茶を除く)は発酵させてつくるお茶だが、日本茶は発酵させないでつくる茶である。摘んだ茶葉を酸化が進まないよう蒸すか、釜で炒って発酵をストップさせる。このため、緑色が残り、ビタミンCなどの成分も失われない。
- 茶摘み→蒸熱→冷却→揉む→乾燥→整形→火入れ乾燥→選別→合組
おすすめ本