海藻類

売場企画

ひじき特集

  • ひじきは昔から家庭料理を代表するに煮物として人気の海藻です。
  • 特にミネラルの中でもカルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛が多く含まれていることで知られています。
  • ひじきそのものからふりかけやおにぎり、お惣菜までの商品展開を。

海藻涼味特集

乾麺・涼味麺
  • 海藻の中でも最近の人気商品はもずく、めかぶ。と同時に最近は「寒天」や「ところてん」が年間を通じて売れ筋・話題商品に・・・
  • 寒天やところてんなど海藻を原料とした涼味食品の特集を。

めかぶでフコイダンたっぷりメニュー

  • フコイダンとは、硫酸化多糖成分の総称で、モズクやコンブ、ワカメ、ヒジキ、メカブなどの海藻類に含まれるヌルヌルを構成する主要成分の一つです。これまで海藻に含まれるヌルヌル成分の一つであるアルギン酸(食物繊維)のコレステロール吸収抑制効果、ラミニン(糖タンパク質)の血圧降下作用等、多くの機能性がすでに注目されていますが、近年新しく見出されたこの「フコイダン」という成分に多くの生理活性が確認されています。特に、抗腫瘍作用、免疫賦活作用(自己の免疫力を高めることにより害敵を除去する作用)に加えて、ガン細胞に選択的に働きかけ、細胞死に導く作用「アポトーシス」を有することが明らかにされています。このようにフコイダンは、さまざまな未知なるパワーを秘めており、代替医療界で大変注目されています。

海藻と健康の関係を栄養学的に訴求する!

乾麺・涼味麺
  • 昆布
    • カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素など体内で作れない無機質・ミネラルが豊富。これらは骨粗鬆症や高血圧、脳卒中など成人病予防にはうってつけ 消費量日本一の沖縄県。
  • ひじき
    • カルシウムは同量のイワシの丸干しと含有量は同じ。鉄分は豚レバーの4倍。海藻のなかでもずば抜けて高い。
  • のり
    • ビタミンAの含有は海藻のなかで最も高い。ビタミンB、ビタミンC、EPA(エイコサペンタエン酸)も豊富

関連リンク

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知識

寒天

  • 寒天は今最も話題の低カロリーの健康食材です。近年、寒天(かんてん)の様々な健康への働きかけが話題となっています。寒天(カンテン)を日頃の健康維持、ダイエットに是非お役立てください。かんてん(寒天)の血圧下降、コレステロール下降、血糖値を下げ肥満を防ぐ働きなどが注目されています。

寒天の食べ方

  • トマトジュースからつくる「トマトところてん」や「トマト寒天」「梅ところてん」などはお奨めです。また扱いやすい粉寒天を緑茶やコーヒーなどにいれて飲んだり、寒天ご飯や寒天味噌汁、寒天茶など、色々な方法で食することができ、ダイエットにはまさしくお奨めの食材です。

寒天の原料

  • 寒天の原料は海藻です。紅藻類、特にテングサ・オゴノリが使われています。昔は伊豆産のものが良質とされていましたが、現在では世界各地から海藻が輸入され、様々な物性の寒天が作られています。

寒天の食物繊維

  • 寒天はそのほとんどが食物繊維で、あらゆる食品のなかで食物繊維を一番多く含んでいます。豊富な食物繊維が便通に働きかけます。寒天には緩下作用、整腸作用があることは、すでに認知されていますが、近年、食物繊維が注目される中、ますます寒天の働きが重要視されているのです。

寒天と便秘、生理機能

  • 寒天は水を抱え込む作用が顕著です、実に乾物量の250倍もの水を固めてしまいます。この水分は胃や腸などの消化器官でも非常に吸収されにくいため、ほとんど便として排泄されます。しかも、排泄時間が短縮されますので、便秘予防に役立ちます。

フコイダンとは

  • フコイダンは胃の中で粘膜にぴったりと張り付き、ストレスなどによるダメージから胃を守ってくれたり、炎症部分を治してくれる働きもあるそうです。
  • ピロリ菌は胃のぬるぬるした粘膜が大好物なのですが、フコイダンが胃の粘膜に張り付いていると、ピロリ菌は胃の粘膜の代わりに胃の中のフコイダンに付着します。それをそのまま腸から体外へ運んでしまうのでなんとピロリ菌を減らす事が出来るのです。
  • また、免疫機能を高める働きもありリンパ球を活性化して病原菌などの有害物質に対して守りを固めてくれるそうです。
  • 近頃はサプリメントも色々とありますね。でも、食物繊維やミネラルたっぷりな『食品』で摂取すると尚一層体に良いと思われます。
  • フコイダンたっぷりな『もずく』・『めかぶ』・『干しかじめ』・『ながも』などなどを、献立の中に組み込んで皆様の大事な体を元気にして頂けたらと思います。

海藻類の栄養特性

  • ヨウ素
    • 甲状腺ホルモンの成分で、発育促進と基礎代謝の活性を促す。
  • ミネラル
    • カルシウム、リン、鉄、ナトリウムなどのミネラルと銅、亜鉛、フッ素などの微ミネラル分を含み、ビタミンA、B1、B2も多い。
  • ノンカロリー
    • 食物繊維をふくみ、すべての海藻のカロリーはゼロ。

種類と特徴

  • 緑藻類
    • 葉緑素を多く含むため緑色。温かい海で採れる。アオサ、アオノリ、ヒトエグサ、カワノリなど。
  • 褐藻類
    • 褐色系の色を呈し、冷たい海で多く採れる。ヒジキ、ワカメ、コンブ、モズク、マツモ、カジメなど。
  • 紅藻類
    • きれいな紅色。テングサ、フノリ、トサカノリ、オゴノリ、アマノリなど。

品質の見極め方

  • テングサ
    • 房総、伊豆、紀伊半島、能登などが産地でこれを煮て寒天質を抽出し、ところてんの原料となる。テングサは古くは“心太”と呼ばれていたの由来。カンテンも原藻を煮溶かし、凍結・解凍をくりかえして乾燥させたもの。
  • エゴノリ
    • 日本海岸や九州西岸で採れ、夏から秋にかけて繁茂する。これを煮溶かして固めたものが博多の朝食で欠かせない“おきゅうと”。
  • トサカノリ
    • 赤紅色の柔らかい海藻。刺身のツマや海藻サラダに多く利用され、脱色や着色で白色や緑色にして色どりをたのしむ。
  • 芽かぶ
    • わかめの茎にできる胞子葉は芽かぶとして利用され、食物繊維、ミネラル、ビタミンを多く含む。
  • 根昆布
    • 昆布を整形した残りの部分だが、主として利尻昆布の根元の部分でだし用に利用。
  • 龍皮昆布
    • 砂糖液や酢に浸して蒸し煮した昆布で、おつまみやおやつ用に。
  • とろろ昆布
    • 昆布を刻んで圧縮したものを薄く削ったもの。酢に漬けて柔らかくしたものを薄く削ったものもいう。
  • 太白おぼろ昆布
    • 真昆布を圧縮して酢につけて柔らかくし、幅広く薄く削ったもの。中心の部分だけ削ったものを白おぼろ。黒い部分の交じったものが黒おぼろ。
  • 白板昆布
    • おぼろ昆布を削った中心の部分で、ばってら・押し寿司用。

おすすめ本

ノンオイル&10分でできる昆布レシピ95 (諸書籍)
山脇 りこ
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