ブドウ・ベリー類

売場企画

朝もぎぶどうフェア朝もぎぶどうフェア

ブドウ・ベリー類
  • 葡萄類もやはり鮮度が一番です。産地に近い場合は最大限にそのメリットを生かして「朝もぎのぶどう」の販売を積極的に行いましょう。特にもぎたての葡萄の場合は瑞々しさも格別ですので今年はその鮮度を訴求しましょう。

ポリフェノールたっぷり ベリーフェア

  • 葡萄、ブルーベリーに引き続き『カシス』を新しい仲間に取り入れて提案を。ポリフェノールの含有成分では他のベリー類よりも『カシス』が一番多いことをPR。カシス、ブルーベリー、ボイズンベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ストロベリーの順になります。
  • ポリフェノールを切り口に葡萄からカシス、ブルーベリーの拡販をしましょう。

オレゴン直送 ブルーベリーフェア

ブドウ・ベリー類
  • すっかり日本のし市場に定着したブルーベリー。最近は年中商品になりつつありますが旬はやはり初夏の時期。オレゴンを中心にアメリカ各地で収穫が盛んになります。産地や品種によっても味が異なるのでタイミングをみながら仕掛けていくのがポイントです。

ワイン&フレッシュ葡萄

  • アルコールも自由化、規制緩和でワイン等の取り扱い店舗も増加。そこで青果部門のブドウだけではなく、リカーのワインも一緒にクロスさせて様々な展開に挑戦を。ブドウの種類に連動してワインの展開やサマーギフトの提案も是非。

もぎたて葡萄フェア

ブドウ・ベリー類
  • 産地直送・農園直送の新鮮なもぎたて葡萄の販売を。葡萄は気温の上昇と共に鮮度が要求されます。特にツルが青々しいものが新鮮の目印。ぶどう園で食べる「はちきれる美味しさをご家庭でも」をキャッチフレーズに提案を。

目にも健康ブルーべリーフェア

ブドウ・ベリー類
  • ブルーベリーに含まれる成分の「アントシアニン」に注目。目のロドプシンを活性化して目の疲れを和らげたり、活性酸素を除去したりとお年寄りの方々の間でも人気のフルーツ。このような効能・特性を訴求しよう!

関連リンク

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知識

効能

  • ブドウの糖分は一般にブドウ糖と果糖を主体に12〜18%、酸は0.3〜1.2%で酒石酸が多い。病人がブドウ糖点滴をするように、その糖分は疲労回復に速効性がある。

うるとらデータ

  • ブドウの房は肩がいちばん甘く、房の下になるほど酸味が強くなる。
  • 表皮の白い粉はブドウの糖分がかたまったもの。
  • 特に黒ブドウなどは果粒一面に粉をふいて白くなっていることがあるが、これは農薬ではなく、ブドウの糖分が果皮にでて、固まったものである。粉がふいているほうが甘く、また新鮮でもある。

干しぶどう

  • ぶどうを乾燥させたもので、色、大きさ、形、乾燥度の違いによってさまざまな種類がある。小粒のものはカランツと呼び、お湯で戻してサラダに使う。干しぶどうはカルシウム、カリウム、リン、ビタミンBが豊富になる。

アントシアニンを豊富に含むカシス

  • カシスは日本では「黒すぐり」と呼ばれ、お酒やジャムの素材として人気の果実。その小さな果実には、青紫色の天然色素「アントシアニン」が豊富に含まれています。
  • 約399種類もあるアントシアニンの中で、カシスにしか含まれていないのが「デルフィニジン類」と呼ばれるアントシアニン。
  • このアントシアニンが細かい作業やパソコンに向かうことの多い現代人の健康維持に働きかけてくれます。

ブルーベリーの品種特性

  • ハイブッシュ系
    • 根は浅く、耐暑性が弱い面があります。自家受粉の傾向があり、一品種だけでも結実しますが、ニ品種以上を近くに植えた方が大きな実がなります。PHは4.5〜5.0位を好みます。水はけの良い土壌を好みます。樹高は1.5〜2m位になる品種が多い。小粒から極大粒の品種まで非常に多くの品種が開発されています。
    • 果実収穫時期:6月〜7月が中心 同じ品種でも地域により収穫時期はずれてきますが、大体の目安として近畿地方中部で極早生(極早生)種、早生種で6月上旬、中早生で6月中旬、晩生種で6月下旬位に収穫が始まります。
  • ラビットアイ系
    • 根をはじめ植物全体に耐暑性がある。粘土質の土でも生育し、土壌適応性は広い。一品種だけの植栽では実付きが悪く、必ずニ品種以上を近くに植える必要があります。PHは4.5〜5.5位で生育は良好です。樹は2〜3mになる品種が多い。
    • 果実収穫時期:8月前後
  • 暖地ハイブッシュ系
    • 米国南部で開発されてきた品種群で従来のハイブッシュ系に南部に自生する野生種やラビットアイ系の素質を導入し、耐暑性、土壌適応性は広がっており、暖地でも栽培がしやすくなっている。果実特性、収穫時期等はハイブッシュ系とほぼ同じです。

ブルーベリーについて

ブドウ・ベリー類
  • アントシアニンが目のロドプシンを活性化
    • 目の網膜には、光の刺激を感じ取って脳に伝えるロドプシンという紫色の色素体があります。ロドプシンは目を使ったり、光の刺激を受けると、分解しまたすぐ再合成されます。この繰り返しによって、私たちの視覚が維持されています。目を使いすぎると、このロドプシンの再合成が妨げられるのです。また、加齢によってもロドプシンは減少します。ところが、ブルーベリーのアントシアニン色素を摂取すると、このロドプシンの再合成を活性化させることができるのです。欧州では、アントシアニンは医薬品、アメリカでは、健康食品として高く評価されています。
  • アントシアニンが活性酸素を消去
    • 最近の研究の結果、ブルーベリーのアントシアニンがガン、心臓病、糖尿病など生活習慣病の原因とされている諸悪の根源「活性酸素」を消去する働き(抗酸化作用)があることがわかってきました。人間は若いときはこの活性酸素を無害化する酵素[SOD酵素]を充分にもっているので安心ですが、年をとるにつれて体内のSOD酵素が少なくなってきますのでどうしても外から摂取する必要があるのです。太陽の直射日光のもとで元気に生育する植物には、もともと抗酸化性のフラボノイドが含まれています。これには、ブルーベリーのアントシアニン、お茶のカテキン、赤葡萄のポリフェノールなどがあります。
  • 視力改善を期待するには生のブルーベリーであれば1日20〜30粒・40g以上を。ドライブルーベリーでは約30粒・10gをとる必要があるといわれています。

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